ぼくレスのオリジナル版(携帯版)は2010年2月末で休止されることになったようです。
リリース直後からの約2ヶ月間、運営さん側があまりにも"オリジナル版に対して何もしていなさすぎる"感は否めなかったので、そう遠くないうちに終わりがやってくるような予感もあり、あまり驚きはありませんでした。
度重なる不具合やゲームバランスの悪さなど、ユーザーの不満が噴出する中、オリジナル版にはあまり目だった対応もされないままにmixi版のリリース。1つだけでもまともに動かせない会社が2つを両立できる筈もなく、わずか2ヶ月ほどで今回の本家休止宣言に至るわけですが、その宣言時に輪をかけて「モバゲー版のリリースも予定している」との告知。2つを両立維持できない会社がオリジナル版を潰してもう1つ?と聞けば、オリジナル版に時間を費やし愛でてきたユーザーの怒りや不信感も当然のことのように思います。
第二第三の場がmixiやモバゲーとのことで、今回の休止も通常であれば大人の事情と理解できなくはないのですが、私がどうにもひっかかっているのは、運営さんの姿勢。
リリース開始から定期メンテもなければ、不具合修正のお知らせすらない。忙しくて手が回らないというのなら未だしも、そんな状況にも関わらず、Twitterではやれゲームを買ったなどとSymphonyの者と公言する方が呟いている。
ご本人はつっこまれるのわかっていながら呟いていたようですが。
好きなもの買ったっていいですよ、たまには呟きたいこともあるでしょう、でもそれをわざわざユーザーが目にすることのできる場に書き込む必要があったのでしょうか。そんなことをする暇があるのなら、もっと他にやるべきことがあるのでは。
人手が足りないなら田舎のアパートに会社移転して家賃の浮いた分で人を雇えばいい。自分も学んで人手になればいい。高級ランチに払うお金があるならその分を浮かせて会社や社員に還元すればいい。
極論にも思えるこの行為、ゲーム業界にはこれを実践して会社を育ててきた方もいるのです。
「苦渋の選択」と言えるのはそれくらいやってもダメだった時。浅はかな行動の結果を苦渋の選択と表現されても苦笑いしか出てきません。
オリジナル版、今からでも休止を撤回して継続できないものでしょうか?
ユーザーの苦言の一部は愛情の裏返しです。ここで逃げ出さず、ユーザー軽視せずに真摯な姿勢でスタッフ全員が頑張れば、今ならまだやり直せるんじゃないかと思うのですが、事情を知らずにこんなことを書く私も甘いのかもしれませんね。